食べるために!!頑張りました!(>-
3月31日(日)
臨時休診のお知らせ
2019年4月1日(月)の午前診療はスタッフ研修のため、
本院・分院ともに臨時休診とさせていただきます。
午後からは通常通り診察しております。
ご迷惑おかけしますが、ご理解お願いします。
*******セミナーのお知らせ*********
パピー教室 :4月5日(金)、13日(土)、19日(金)、27日(土)
デンタル教室:4月28日(日)
先日、大阪のハーフマラソンに参加してきました。
お天気もよく気持ちよかったんですが、思ってた以上に、ハーフはハーフなりにきつく、目標のタイムに一歩及ばずな結果でした😢
でも前回よりかは記録更新できたので、まずまずということで次回またリベンジしますっ💪😃✨
さて、今回のお話の主役は、食べるの大好き、ぽっちゃり姫のRちゃんです。
Rちゃんは13歳のミニチュアダックスの女の子です。
ある日、口の中、下顎の先に変なできものができたとゆうことで来られました😵
口の中のできものというと、悪性腫瘍が多く、いい印象はありません。
実際にRちゃんの口の中をみてみると、下顎の先の歯肉にブチブチとした腫瘤が認められました。
口を閉じていても少し見えていて、血が滲むこともあるということでした。
とにかく早急に検査をし、治療方針を決めなければなりません。
まずはCT検査をして腫瘍の浸潤具合や全身への転移の有無を確認します。
そして、腫瘍の種類を特定するために、腫瘍の一部分を切除し、病理組織学的検査を行いました。
結果、悪性黒色腫(メラノーマ)という非常に悪性度の高い腫瘍であることがわかりました。
また、現時点では遠隔転移は認められませんでしたが、腫瘍近くのリンパ節は腫脹しているということでした。
下顎にできた悪性腫瘍を切除するためには、基本的に顎ごと切除する必要があります。
Rちゃんの場合は、下顎の犬歯から先を切除するということになります。
そういった手術をした場合、術後は下顎がなくなる分、ご飯がうまく食べれなくなってしまうことがあります。
食べるのが大好きなRちゃんにとっては大ショックです。
ただ、このままおいておくと腫瘍がどんどん大きくなってきて、それこそご飯が食べれなくなってしまうでしょう。
オーナーさんと相談した結果、手術することになりました。
手術前の状態です。
下顎の先に痛々しい腫瘤がみられます。
腫瘤を取り残しのないようにするために、下顎の犬歯のすぐ後ろあたりで切除しました。
また、腫脹している下顎のリンパ節も同時に切除しました。
手術は無事に終わり、麻酔からもしっかり覚めてくれました。
術後翌日、お水と食事を開始していきましたが、なんとRちゃん、少しずつですが自分でご飯を食べてくれました!
さすがです!!
日に日に食べ方もスムーズになり、思ってたよりも早くに退院できました。
数日後、診察に来られた時は、傷もさらに癒えていて、お家では食欲旺盛だそうです😄
とっても安心しました。
Rちゃん、大手術にも耐えて、本当によく頑張ってくれました。
これからもたくさんご飯を食べて、病気に負けない立派な体作りをしていこうね!😄
それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、「いいね」をお願いします♪
A.Hyakkoku@U-KYO-Animal Hospital
⭐︎インスタ始めました⭐︎
京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
ISFMキャットフレンドリークリニック ゴールド認定