帝王切開(犬)
10月27日(月)
先日は猫ちゃんの帝王切開のお話を書きましたが
今回はワンちゃんのお話です
ワンちゃんは安産の守り神とも言われていますが
実は難産が多い動物です
特に短頭種(フレンチブルやシーズー)、小型犬に多いです
今回のワンちゃんもフレンチブルドッグですね
助産をおこなっても効果が見られない場合には帝王切開となるんですが
難産にはいくつかの基準があります
・交配から70日以上たっている
・陣痛が始まっているのに1時間以上経過している
・1匹出産してから次の間隔が4時間以上
・膣からの出血や破水が既に起こっている
など多くのポイントがありますが
今回は一匹は助産処置(陣痛誘発剤や膣マッサージ)によって生まれてくれました
しかし
次の子は成果がなく途中で破水、母体も弱ってきていた為
夜間の帝王切開となりました
前回ご紹介した猫ちゃん同様
最速スピードで手術をおこないます
子宮から胎児を取り出し
蘇生は外野スタッフに任せて黙々と手術を進めます
今回は計3匹の赤ちゃんが無事に生まれてくれました
母犬も貧血や発熱がありましたが回復してきっちりと子育てをおこなってくれて一安心です
とても可愛いですね
すくすくと育ってくれることを祈っています
帝王切開の手術は以前もお伝えしたように
手術自体の難易度よりも
人手がたくさん必要で大変です
今回はスタッフが皆夜間まで残って手伝ってくれたお陰でスムーズに行きました
感謝です
これからもスタッフ一同動物達を守るため一丸となって力を合わせていこうと思います
それでは今日はこの辺で・・・・
出来ましたら、拍手をお願いします♪
(拍手も、ランキング参加も、いつも、スタッフ一同の励みになっています(o^∇^o)ノ)