眼球突出
6月26日(金)
☆Facebookページも「いいね!」ヨロシクお願いします☆
「いいね!」をしていただくとブログをよりリアルタイムでご覧いただけます♪
本日はすごい雨でしたね
春のバタバタもようやく落ち着きデスクに向かうことができるようになりました
久々の症例紹介となります
今後もいろいろとご紹介したい病気がたくさんありますので
ボチボチ記事にしていこうかと思います
さて今回は「眼球突出」
名前から想像するのは簡単です
眼球が前に飛び出してきてしまう病気ですね
これは事故や喧嘩などの外傷から起きるのですが
その中でも短頭種(シーズーやフレンチブルドッグなど)に起きやすいと言われています
今回の子も急に電話がありました
「同居犬と喧嘩してしまって、眼が飛び出てきているので他院に行ったが、右京動物病院を紹介された」とのことで緊急で来院されました
(怖い写真になるのでご注意ください、モザイクで修正しました)
突出した眼球は視覚を温存するためにも
そして何より外気と触れることで炎症がどんどん生じてしまい
最悪眼球摘出をする可能性もあるため
できる限り早く整復(元に戻す)しなければいけません
そこで急遽、緊急処置・眼球整復術をおこないました
術後の写真です
きれいに治ってくれています
しばらくは眼瞼縫合といって
眼球が落ち着くまで眼を閉じた状況に
しておく必要があります
そして数日後・・・
眼瞼縫合の糸を抜糸しました
少し視線が合わなくなってしまっていますが
無事に眼球は元の位置に戻りました
また再発を防ぐため
他の子と喧嘩しないように去勢手術も後日行い
今では問題なく日常生活を送ってくれています
このように眼球突出の際は緊急的な処置が必要となります
発症後数時間が要となってきますので
すぐにかかりつけの先生と普段から連絡をとれるようにしておいてください
当院に緊急的にご来院される場合は電話でお知らせください
また夜間や休日に関しては留守番電話にメッセージを残すようにしてください
宜しくお願いします
それでは今日はこの辺で・・・・
出来ましたら、拍手をお願いします♪
(拍手も、ランキング参加も、いつも、スタッフ一同の励みになっています(o^∇^o)ノ)
京都市右京区(鳴滝・常盤・太秦・嵯峨・嵐山・花園・梅津・円町・西京極)
〜行きづらい病院から行きたくなる病院へ〜
右京動物病院