猫ちゃんの脳のリンパ腫
1月17日
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1月20(水)は太陽・徳田はお休みになります
こんにちは。獣医師の田中です。
本年もよろしくお願いいたします。
まだまだ寒さが続きますので、皆様体調を崩されないようにご自愛ください。
手洗い、うがいが大切ですね。
さて、今日は猫ちゃんの患者さんのお話をさせていただこうと思います。
Kちゃんは、9歳の女の子の日本猫ちゃんです。
ある日、いつもジャンプして飛び越えていた柵が飛び越えられなくなったということで病院に来られました。
食欲や元気はあるのですが…
血液検査、レントゲン検査など行いましたが特に異常はありません。
あと考えられるのは… 脳の病気?
確かによく見てみると眼の位置がおかしかったり、瞳孔の大きさが左右で違いました。これは実は、脳の病気のサインなんです。
Neuro VetsさんでMRI検査を行ってもらいました。
すると、前頭葉に腫瘍が見つかりました。
猫ちゃんにできる脳腫瘍は珍しいです。
腫瘍の種類としては、髄膜腫、リンパ腫などが考えられます。
脳腫瘍ができた猫ちゃんの寿命は1〜2ヶ月くらいと言われています。
普通は発作の症状で気付かれます。なので、Kちゃんは非常に早期に異変に気付いて連れてきてくださったと思います。
その後KちゃんはNeuro Vetsさんで脳腫瘍の摘出手術を受けてくれました。
腫瘍は綺麗になくなりました。
病理検査の結果、「リンパ腫」と診断されました。
リンパ腫は血液のガンなので、抗がん剤が必要になります。
手術の傷が癒えた後から、Kちゃんの抗がん剤治療が始まりました。
毎週病院に来ていただいて注射の抗がん剤を投与します。
Kちゃんは抗がん剤投与中、とてもお利口さんにしてくれているので非常に助かっています。🙂
大きな副作用もなく順調に治療が進んでいます。
現在、Kちゃんは脳腫瘍が見つかってから3ヶ月が経ちました。
一般的な脳腫瘍のねこちゃんよりすでに長生きしてくれていることになります。
まだまだ元気で幸せに長生きしてもらうために、Kちゃんと飼い主様と一緒に治療を頑張っていこうと思います。
それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、「いいね」をお願いします♪
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