心臓外科の先駆けとして難病に挑む
京都初!開心術の成功
僧帽弁閉鎖不全症は小型犬に最も多い心臓病です。悪化すると肺水腫を起こし呼吸困難となり、命を脅かす怖い病気です。これまではお薬の治療しか有効なものがありませんでした。また、一度でも肺水腫を起こしてしまった子は1年ほどで命を落としてしまうと言われています。治療が難しい中、近年では外科治療が実施されるようになってきました。
当院では京都で初めて手術での治療に成功しました。全国的にも体外循環を用いた開心術を成功させた施設は限られます。
僧帽弁閉鎖不全症は治る時代に
これまでであれば1年程度で命を落としていた子たちが手術を乗り越えてくれて、元気に過ごしてくれています。また、飲み薬も減らすことが可能となるので、動物やご家族の負担も格段に減り生活の質が向上します。
これまでの実績
当院では、これまでに50例以上の手術を実施してきました。元気で退院してくれた子たちや、再診に来院されて元気に過ごしてくれている姿を見ると非常に嬉しく思います。動物の苦しむ姿を見るかもしれないという恐怖心から解放されたご家族の笑顔を見ると、これからも頑張ろうと力が湧きます。手術にリスクはつきものですが、心臓病に悩まれている方は一度ご相談ください。
現在多くの患者さんが手術を希望されており、予約状況は日々変動しますので、手術を検討される方は当院院長平野の予約診察をお受けください。
現在のステージも踏まえて一度診察させていただいた上で、詳しくご説明させていただきます。
心臓外科手術前のエコー動画ですが、心拍数も早く、僧帽弁が反転し、弁としての機能を果たしていないことがわかります。
心臓外科手術後のエコー動画ですが、心拍数は落ち着き、僧帽弁が正常に機能していることがわかります。このように手術後では血液の逆流が大幅に抑えられ、生活の質(QOL)が劇的に改善します。
循環器疾患の症例
心臓病に関連する診療科
心臓外科が得意な医師
平野 隆爾 医師
本院 院長
外科認定医
御池院院長をはじめ2023年現在3病院を運営。兵庫県姫路市かない動物病院にて手術研修。2022年に人間の医師の腹腔鏡技術大会(団体の部)で優勝。2023年に京都府で初となる腎泌尿器認定医を取得。腫瘍科、外科、腎泌尿器科を主に担当。
- 獣医腎泌尿器学会 認定医
- 獣医循環器学会 所属
- 京都市獣医師会 所属
- 獣医腎泌尿器学会 所属
- 日本動物病院協会(JAHA) 所属
- 獣医麻酔外科学会 所属
- 獣医内視鏡外科研究会 所属
- 京都動物医療センター 共同代表(軟部外科顧問)
心臓外科を
受け付けている病院
アクセス・予約情報
右京動物病院 本院
京都市右京区太秦京ノ道町12-2
※上記時間は薬剤処方・フード販売・ホテル・トリミングに対応します。
なんでも相談窓口
(かかりつけ専用) 050-2018-2505
右京動物病院 嵯峨野院
京都府京都市右京区嵯峨野宮ノ元町48-4
日 9:30〜12:30
なんでも相談窓口
(かかりつけ専用) 050-2018-2505
右京動物病院 御池院
京都府京都市中京区西ノ京月輪町28−3
日 9:00〜12:00
なんでも相談窓口
(かかりつけ専用) 050-2018-2505
右京動物病院 嵐山院
京都府京都市西京区嵐山朝月町2-1
*当院は予約制です。ご来院の際はご連絡ください。
なんでも相談窓口
(かかりつけ専用) 050-2018-2505
右京動物病院 太秦院
京都市右京区太秦一ノ井町33-113
*当院は予約制です。ご来院の際はご連絡ください。
なんでも相談窓口
(かかりつけ専用) 050-2018-2505