去勢手術のすすめ
8月20日(金)
******臨時休診のお知らせ*********
院長(平野)、三浦は完全予約制となりますので、ご注意ください。
******セミナーのお知らせ*********
パピー教室:8月29日(日)
デンタル教室:8月22日(日)
こんばんは、獣医師の二股です。
ついに先日、右京動物病院OIKEがopenしました!!🌼
診察でなくても相談だけ、見学だけという方も気軽にご来院ください♪
さて、今日は精巣の腫瘍になってしまったKくんのお話をしたいと思います。
最近よく毛が抜けるという主訴で来院した未去勢のKくん。
身体検査を行うと、「ん?左右で大きさが違う・・・?」
左右で精巣のサイズ差がありました。
精巣腫瘍の可能性があったため、相談の上、去勢手術を行うこととなりました。
16歳と高齢であったことから手術前日からお預かりをし、点滴で麻酔のリスクを軽減しました。
ソノサージのおかげもあり、5~10分程度で手術は終了。
あとは病理検査の結果を待つのみとなりました。
こちらが摘出した精巣。(左右で大きさのばらつきがあります)
診断結果は左右ともに腫瘍。
腫大していた左精巣は間細胞腫、萎縮していた右精巣は初期の精上皮種。
腫瘍は完全に切除されており予後は良好というものでした。
高齢ですが手術を実施して本当によかったと感じます💦
犬の精巣腫瘍には間細胞腫、精上皮種、セルトリ細胞腫の3種類があります。
間細胞腫は良性ですが、精上皮種、セルトリ細胞は10%程度の転移の可能性があります。
転移の確率としては多くはないものの、
転移すればリンパ節転移、骨髄浸潤といった致命的な状態にもなりえます⚡
その他未去勢のわんちゃんでは前立腺疾患、会陰ヘルニアの発生率が非常に高くなってしまいます。
また、今回のように脱毛の原因になることも・・・
去勢手術をしておけばよかった・・・と後悔しないよう早めの去勢手術をおすすめします!!
高齢で麻酔が怖い・・・💦という方も気軽にご相談ください!
また、うちの子が未去勢で・・・という方は一度たまたまのサイズが左右同じか一度チェックしてあげてください。
それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、「いいね!」をお願いします♪
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