ハムスターの結膜炎
12月22日(土)
右京動物病院は犬・猫だけでなく
もちろんウサギ、ハムスター、フェレット、小鳥なども診させていただいてます
しかし犬と猫だけでも身体の違いはたくさんあります
使ってはいけない薬などもそれぞれで違います
つまりそれぞれの動物種について知ってないといけないことがたくさんあります
人間・犬・猫の身体のことを覚えるだけでも膨大な知識量なので
なかなか全てを知り尽くすというのは難しいかもしれません
なのでハムスターや小鳥など少し特殊な動物などは
まだまだ勉強中の身です
そして当院では改善が難しい症例に関しては
専門病院を紹介させていただいてます
このように獣医療でも
ホームドクターと専門医・総合病院の連携が重要です
さてさて先日来院されたハムスターさん
数日前より眼が腫れてきとのこと
よく見ると右目まぶたが赤く腫れていますね
できる検査は限られますが
ハムスターでもしっかりと検査・診断を下してから治療するというのは何ら変わりません
腫れたまぶたの裏には多くの細菌が住みついていました
環境を衛生的(おがくずを定期的に交換)に保ってもらうなど
注意ポイントを説明して治療を開始しました
飼い主さんには大変ですが
毎日の目薬や投薬を頑張ってもらって・・・
お陰で現在は完治しました
「動物種に関係なく
最善の医療を提供していく」
これは獣医師として当たり前のことだと思います
全ての知識を手に入れるのは難しいですが
エキゾチックアニマルでも変わりなく診療させていただいています
お困りのことがあれば相談してください