野良猫さんの不妊手術(TNR)
こんばんは、院長です。
今年のゴールデンウィークはコロナも落ち着き、ようやく普段らしい連休が戻ってきたみたいですね。
私も今年のゴールデンウィークは少しゆっくりすることができました。
リフレッシュさせていただき感謝です。
さて本日のお話は野良猫の不妊手術についてです。
先日4月21日のブログで細田先生も同様の記事をアップしていましたが、
再度補足させていただきます。
当院ではTNRを社会貢献の一つの活動として以前より実施していましたが、
やはり普段の診察をこなしながら多くの頭数を手術していくのは時間的にも難しいものがありました。
また予約の際の説明や捕獲指導などに時間を取られて普段の診察ができなくなってしまっては本末転倒です。
ですので、実施頭数も非常に少なく予約が取りづらい状況となっていました。
そこで今回現状を打破すべく、「ねこから目線」という猫のお助け企業とタッグを組むことによって、TNRにより注力した環境を構築することができました。
現在は捕獲送迎キャンペーンも実施していますので、地域猫問題でお困りの方はぜひご活用ください。
予約や相談は全て「ねこから目線」が対応させていただくことにより、当院も手術に専念できる環境が整いました。
それに伴いTNR予約電話番号を設けました。
予約や相談に関しては「050-3623-0333」までお気軽におかけください。
そして野良猫の不妊手術は手術後早急に社会復帰が必要となるため、
通常の手術より気を使うこともあります。
また野良猫ちゃんのため、そこまで費用などもかけられないことから、設備に関しても最低限で実施する必要があります。
だからこそその中で安全性や特殊手技を身につける必要があるのですが、
今回は大阪のTNR専門病院である「ハッピータビークリニック」で研修を若手獣医師で受けてきました。
この施設の橋本院長は私の大学時代の同級生友達でもあり、現在は不幸な猫を一頭でも減らすために尽力されている凄い先生です。
橋本先生の説明を聞いた後に実際の手術や流れを見学しました。
そのあとは各自で実際の手術を私や橋本先生監修のもと実施してもらいます。
この日だけでも多くの猫ちゃんが手術を必要としており、私もその責任を感じました。
今回の研修を経て、若い獣医師たちもTNRの重要性を理解してくれたと思います。
また「ねこから目線」の協力もあり、今後は当院でも頑張って頭数を増やして社会問題の解決に挑んでいけたらと思います。
今日はいつもの治療の話とは少し別のジャンルですが、当院の取り組み活動の一つをご紹介させていただきました。
世界中の動物たちが幸せでありますように。
これからも病院一丸となって、動物をいろいろな意味でも助けられるように頑張っていきたいと思います。
院長
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動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
ISFMキャットフレンドリークリニック ゴールド認定