食後の運動は注意!?
2月10日(木)
*****セミナーのお知らせ*********
パピー教室:2月13日(日)、23日(水祝)
デンタルセミナー:2月27日(日)
*****本院からのお知らせ*********
10月から”予約優先診察”となっておりますが、
ご予約されていない方でも、診察は可能です。
もし予約が出来なかった場合は、直接ご来院ください。
(*獣医師の指名はできませんのでご了承ください)
****SAGANO分院臨時休診****
3/23㈬、3/28㈪、3/30㈬
****SAGANO分院からのお知らせ****
2/28~3/31は德田分院長の育児休暇となります。
德田分院長臨時の出勤日もございますので、
診察後希望の方は電話にてお問い合わせください。
SAGANO 075-205-0240
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こんばんは!獣医師の細田です
夏が好きな細田は、寒い事に飽き飽きしている毎日です⛄️
早く春よ来い
今回は、先日来院された13歳のミニチュアダックスさんを紹介します。
朝ご飯を食べた後から嘔吐を何回も繰り返す、何となくお腹が張っている気がする
という症状で来院されました。
レントゲンを撮影すると、、、
胃が大きく膨らんでおり、「胃拡張」という病気であることがわかりました。
「胃拡張」とは、胃にガスが重度に溜まって膨らむ病態です。
正確な原因はわかっていませんが
・ガツガツ早食いをしてしまう子
・食事をした後に激しい運動をした子
・高齢の子(年齢とともに胃を支える靭帯が緩む)
・胸の深い大型犬、ときにミニチュアダックスフンドなどの小型犬
以上に該当するワンちゃんはリスクが高いと言われています。
さらに「胃拡張」が悪化すると「胃捻転」というさらに危ない病気に陥ります。
「胃捻転」は胃拡張が重度になった後、胃が時計周りに捻れてしまう病態です。
場合によっては、胃の捻転により血管が圧迫され、循環不全・ショックなどの重篤な症状が引き起こされます。
胃拡張・胃捻転の時の症状は
・急にお腹が張る
・落ち着きがなくなる
・頻回の嘔吐、吐きたそうだが何も出ない
・よだれが出る
・呼吸が苦しそう
・ぐったりしている
初期治療は早急な胃の減圧処置が必要になります。
経皮的に胃に太い針を刺したり、口からチューブを入れて胃の空気を抜きます。
胃捻転を起こしている子では胃の減圧により一時的にショック症状は改善しますが、
捻転は解除されずに胃拡張が再発してしまいます。
そのため、胃捻転を起こした症例では外科的な手術が必要になる場合もあります。
手術では、捻れた胃を元に戻し、再び捻転するのを防ぐために胃を腹壁に縫い付けて固定します。
「胃拡張・胃捻転」は以上のような早急な治療を行わないと、
ショック状態に陥り、最悪の場合数時間で死亡してしまう可能性のある怖い病気です😱
予防として、一気にご飯を与えない、食後すぐに運動させない、消化の良いご飯を与える
といった工夫が大切です。
特に大型犬や、ミニチュアダックスフンドなどの好発犬種の飼い主様は、食後は注意深く観察し、
いつもと違う様子が見られたら、すぐに病院にご相談してください!
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JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
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